公演記録
NO.04公演「diary-花と雨-」
作・演出 スミタナオタカ
出演
スミタ ナオタカ 近藤愛香
藤枝久純 落合奈津美 秋山真志
協力
塩田祐望 松田拓也 川野洋 PZS
あらすじ
主宰のスミタが、実話を元に書いたある一組の夫婦の物語
セレソンの代名詞「スレ違い」を、スミタ流にアレンジし「残像演劇」と言う形でお届け
PROJECT-残-が貴方に贈る、日常の切り抜きを是非ご堪能ください
二人で過ごした時間
二人で過ごした部屋
二人で訪れた場所
二人はいつも一緒に
これからも…
今まで、ありがとう…
※「残像演劇」とは
PROJECT-残-による「映像」を使った「演劇」です
公演後記
主役の押し付け合いをしている間に、事実上の1年間の活動休止をしてのPROJECT-残-復帰作!
毎度毎度ではあるが、今回も前途多難な公演だった。先ずは、松木役の藤枝久純だ。彼は、公演に出ると言って置きながらスケジュールが合わず降板になる瀬戸際になりメンバーに不安とイライラをもたらしていた。しかし、スケジュールが合い始めると男気でキッチリ役を全うしメンバーに安定と安心感を与えると言う真逆人間に進化したのだ。
しかし、もう一人の真逆人間川野洋は悪い方向へ行ってしまう。始めは、初参加の落合氏をサポートし稽古も一生懸命支えていた。が、稽古が佳境へ向かうと風向きが変わる。稽古について行けず、生ける屍となり稽古場を徘徊していた。そして、ゾンビのまま降板… 代役に選ばれた、秋山氏が不憫でならない…
そんな、混沌の中で初参加の落合奈津美は頑張っていた。主宰のスミタが要求する無理難題を、血の滲む努力で見事にこなした。彼女には、称賛しかない。
そんな面子の中、主宰はしれっと主役の座に付きやりたい放題… 相方の、近藤愛香が陰ながら支えると言う涙ぐまし努力が悲しいものだ。
傍若無人な王さまは、「本番までに痩せる」と宣言。結果は、謂わずもな結果になりデブ国王になる。
そして、一番の残念は序盤の甘酸っぱい幸二と麻衣の映像をぶち壊す腹の出具合にスタッフ一同 涙が出た。新弟子にしか見えない、ネタ映像は正に横綱だったと笑みが消えない…