公演記録

                                NO.02公演「Shampoo 〜花の香り〜 」

                                       2014年6月21日(土) 〜 6月22日(日)

                                         ART THEATER 上野小劇場

                                           作・演出 スミタナオタカ

                                            音楽 小松崎なな

                           出演  近藤愛香  藤枝久純  秋山真志  川野洋  スミタ ナオタカ

                                                                                        協力 石橋彩

                                           あらすじ

                         ガキの頃から、夢見ていた事があった。絶対、叶えると心に誓って十数年…

                         小さな雑貨屋「fleur-フルール」で起こる、「夢」を追う二人のドタバタストーリー

                              私たちは、「夢」を追っているのか?「夢」に逃げているのか?

                                           公演後記

Project-残-新たな旅立ちとして行われた公演。だが、始めからトラブル続きの公演だった。稽古序盤での役者降板など多々あったが、極めつけは本番1ヶ月前のキャスト変更。本来、葛西正 役は藤枝氏が勤めていたのだが、藤枝氏は10月に渡辺えりさん主宰の劇団の公演に参加する為の稽古も同時にやっていた。そんな中、両立が不可能と1ヶ月前に暴露。急遽、主宰のスミタ氏がピンチヒッターとして正を演じる事に、作・演出・主演ってセレソンかよ?とツッコミを受けた。しかし、この段階で稽古が本番まで残り5回と言う状況、急のキャスト変更による役者陣のパニックが相まって放っちゃかめっちゃかに…そんな中、演出助手として川野洋は頑張っていた。そんな、お利口さんの川野洋は千秋楽の朝、劇場に早入りをして殺虫剤を散布して害虫退治に勤しんでいた。暫くして、けたたましい火災報知器のベルが鳴り呆然とする川野洋… そんな、川野洋に出演者・スタッフは「バカじゃないの?」と非情な言葉をぶつけたのだった。やり過ぎてしまった、川野氏。勿論、芝居で名誉挽回を果たすはずだったのだがテンション駄々下がりで結局また怒られる事に…不憫でならない。一方、主宰は前回同様プレッシャーで蹲っていた。が、始まってしまうとやはり違う。難なくこなし、相方の近藤氏のミスをカバーしたのだ。やはり、頼れる主宰は違うのだろう。そんな、主宰打ち上げの席で「もう、主役はやりたくない」と言っていたが出演者・スタッフ一同「絶対、またやる」と確信した。知らない間に「目立ちたがり」の称号を手にしたスミタ氏。ここまで、セレソンイズムを継承するとは恐ろしい限りとスタッフは思った…

 

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